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事件記者チャボ!第三巻 第十一回

チャボ、危機一パツ!

住宅街で、散弾銃で撃たれピアノの練習をしていた山岸洋子(橋本美佳)・圭子(小松栄美子)の美人姉妹がケガをする事件が発生した。洋子は音楽大の学生で、妹・圭子も今年、音楽大を受験するとかで、朝から夜までピアノの練習に明け暮れ、近所からもピアノ騒音の苦情が出ていた矢先の出来事だった。翌日、被害者宅から20メートル離れた七谷医院の院長・秀一(三谷昇)の父一彦太郎(北見治−)が自首してきた。坊やの由香(相田寿美緒)が、たまたま秀一の息子・誠(遠藤公一)と高校時代の同級生で、松岡と由香が七谷医院に取材に行った。大した収穫はなかったが、近所の人たちは彦太郎に同情的で減刑嘆願を始めたことがわかった。だが、一太は、彦太郎を現場で見た時の印象から、どうしても犯人とは思えなかった。しかし、老婆の、犯行時刻の午後7時半ごろ、彦太郎が町を歩いていたという、余りあてにはならないが、証言もある。キャップの鬼丸は、万が一の彦太郎の身替り説を確かめようと一計を案じた。翌日、七谷医院の待合室に工員風の一太とその妻といった感じのツルの姿があった。一太がガンらしいので検査して欲しいと頼み込み、入院することになった。ところが、ツルの付添いは医院側から断られてしまう。―太とツルはどうも怪しいと、夫婦ゲンカを装ったりしながら、内偵をすすめていく。その矢先、何者からかの電話を受けた秀一が、深夜外出し、若い男に金らしきものを渡した。それを尾行し、目撃した一太はますます七谷医院に何か隠されていると深入りをしていく……。
  • 日本クラウン
  • ジェネオンエンタテインメント
  • 6,300 円
  • 1984-01-21
  • 日本テレビ
  • 高井牧人
  •   水谷 豊/伊藤 蘭/渡辺篤史  藤木 悠/賀原夏子/藤岡琢也