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気になる嫁さん第一巻 第一回

愛さなくテワ

清水家は、協調性に乏しい人間の集まり。互いに干渉もせす自由気まま暮らす奇妙な家庭である。すっかり権威をなくした父・呂之助(佐野周二)。□やかましく融通のきかない長男・輝正(山田吾一)、わがままで気性のきついハイミスの長女・小夜子(水野久美)、ドライでおしゃれで調子のいい次男・文彦 ・・・>>続きを読む
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気になる嫁さん第一巻 第二回

涙の結納

末っ子の純(関口守)が、ガールフレンドのめぐみ(榊原るみ)と結婚したいと言いだした直後に、純のアメリカ留学が決ったので、清水家は大さわぎ。周囲の反対もどうやら説得、純がアメリカにいる二年間、めぐみは純の嫁として清水家で暮らすことになった。純と“緒にアメリカヘ行けないのなら、せめて ・・・>>続きを読む
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  • 千野皓司
気になる嫁さん第一巻 第三回

お世話になります

アメリカにいる純(関口守)から手紙が来た。”毎晩、めぐみの夢ぱかり、好ぎ、好ぎ、大好き”と書いてある。だから、めぐみ(榊原るみ)は一日も早く清水家の一員として暮したいのだが、清水家からはまだ何も言ってこない。仮祝言までしたのに、清水家は勝手気ままな人間ぱかりで、長男・輝正(山田吾 ・・・>>続きを読む
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気になる嫁さん第一巻 第四回

はじめての試練

めぐみ(榊原るみ)の清水家での生活が始まった。めぐみは料理が得意だ。純がアメリカに留学している間、家族のみんなに可愛がってもらうため、料理はもちろん、掃除、洗濯まで全部引き受けようと張り切っている。ところがたちまち、ばあやのたま(浦辺粂子)から苦情が出た。たまは母親のいない清水家 ・・・>>続きを読む
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気になる嫁さん第二巻 第五回

おとなの胸のうち

ある日、めぐみ(榊原るみ)は、ミュンヘンオリンビック目指して体力づくりに余念のない三男・力丸(山本紀彦)から、食事の面倒をみてくれと頼まれた。面白くないのは、ばあやのたま(浦辺粂子)である。一番可愛がっている力丸をめぐみに取られたと思い、ぷいと家出してしまう。責任を感じためぐみは ・・・>>続きを読む
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  • 田中知己
気になる嫁さん第二巻 第六回

心から愛をこめて

明日は、父・呂之助の誕生日。バチンコとお酒しが楽しみのない呂之助、強がってはいるがさぞ淋しいに違いない、親孝行のめぐみは誕生祝いをしてあげようと思い、プレゼントも用意した。ところが、長男・輝正(山田吾一)や次男・文彦(石立鉄男)は、今さら照れくさいと全くの気乗り薄。人間は生まれて ・・・>>続きを読む
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  • 手銭弘喜
気になる嫁さん第二巻 第七回

余計なことってすばらしい

ある日、めぐみが一人で留守番をしていると、呂之助の妹トリ子おばさんがやってきて、清水家の人間はみな冷たいと嘆いたあげく、十万円を貸して欲しいと言うので、お人よしのめぐみは虎の子の貯金をはたいて貸してやった。ところが、文彦に言わせると、トリ子こそ借金魔の欠陥人間。一言の相談もなしに ・・・>>続きを読む
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  • 手銭弘喜
気になる嫁さん第二巻 第八回

母さんの味

家計を預るばあやのたま(浦辺粂子)が、またまた生活費の値上げを言い出した。物価の上昇とあいまって、めぐみ(榊原るみ)が一人増えたから苦しいとこれみよがしだ。めぐみは生活費を払おうとするが、長男の輝正(山田吾−)に引きとめられる。そんなある日、たまが捕鯨舶に乗っている息子と会うため ・・・>>続きを読む
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気になる嫁さん第三巻 第九回

なんという兄弟愛

町で若い男に付け狙われためぐみは、夏代(福田公子)のおでん屋にかけ込み、夏代の息子の貞治(小沢直平)に家まで送ってもらったが、痴漢と勘違いした文彦(石立鉄男)・力丸(山本紀彦)が貞治を痛めつけ大騒ぎ。そんなある日、小さなサラリーマン金融の会社を経営している文彦のところへ、田辺(酒 ・・・>>続きを読む
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  • 千野皓司
気になる嫁さん第三巻 第十回

突然の悲しみ

アメリカにいる純から国際電話で、少し熱っぽいようだと知らせてきた、ある日曜日。そのせいか、めぐみも風邪気味で熱を出し、ついに寝込んでしまった。純のいない清水家で暮すようになってニケ月あまり、めぐみは兄や姉たちの優しさを嬉しいと思う反面、自分勝手で互いに思いやりのないのが気がかりだ ・・・>>続きを読む
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気になる嫁さん第三巻 第十一回

誓いの言葉を

アメリカにいる純が死んだという、突然の知らせにショックを受けためぐみ(榊原るみ)は、風邪の熱も手伝って、うなされどおしの数日間を過した。夢ではなかった。純はもういないのだ。考えるだけで涙があふれる。めぐみは、純の嫁として清水家に来て、すっかり家族の一員のつもりでいたが、父・呂之助 ・・・>>続きを読む
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気になる嫁さん第三巻 第十二回

馬鹿にしてるわこの家族

純の四十九日が近づいた頃、卜リ子おばさん(園佳也子)が輝正に縁談を持って来た。相手の女性は田代美紀といい、ちょっとした美人である。さすがの輝正も一目ぼれ、心うきうき、興奮のあまり夜も眠れないほど。先方もすっかり乗り気で話はとんとん拍子に進んだ。そんなある日、またしても田辺が清水家 ・・・>>続きを読む
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気になる嫁さん第四巻 第十三回

あの人のために

田辺(酒井修)からめぐみ(榊原るみ)にラブレターが来た日、めぐみが冗談に付き合ってみようかしらと□をすべらすと、かんかんに怒った文彦(石立鉄男)は、その手紙を破いてしまった。そればかりか、いつになく金の計算を間違えたり、文彦はめぐみを本当に好きになったようだ。そんなある日、合宿に ・・・>>続きを読む
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気になる嫁さん第四巻 第十四回

こんなはずでは

早く嫁に行ってしまえ、ストーブの火を弱くしろ、ガス代がもったいないなどと、新年早々から喧々諤々、兄弟げんかをしたあげく、小夜子は会社へ出かけた。そんなところへ、二宮金太郎(田崎潤}と名乗る、静岡の県会議員だという老人がやって来た。どうやら小夜子の縁談らしい。二宮老人のいとこ・はつ ・・・>>続きを読む
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気になる嫁さん第四巻 第十五回

金の切れ目が・・・

ぱあやのたま(浦辺粟子)がまたしても、家計のやりくりの苦労を訴えた。輝正(山田吾一)や文彦(石立鉄男)が知らん顔なので、めぐみ(榊原るみ)はバイトでもしようかと思うが、それには誰もか反対だ。そんなある日、けちな小夜子(水野久美)には珍しく、最新モードの洋服を買い込み、めぐみにまで ・・・>>続きを読む
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気になる嫁さん第四巻 第十六回

思う心は一つ

近頃、小夜子の帰りが遅い。どうやら、先日知り合った竹山の屋台を手伝っているらしいのだ。家でも台所仕事などをまめにやるようになった。変れば変るものである。長い問、家のために働いてきたのだから、そろそろ小夜子の好きにさせてやりたいと、父・呂之助は考えていた。そんなある日、輝正(山田吾 ・・・>>続きを読む
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気になる嫁さん第五巻 第十七回

果報は寝ていた

呂之助(佐野周二)がペテンにかかってブル卜ーザーを買い込んでしまい(前回)、その借金のために清水家の経済は大ピンチ。そこへ、卜リ子おばさん(園佳也子)が文彦(石立鉄男)の縁談を持って来た。相手はなんとブルドーザー会社の専務の娘・東山八重子(冨士眞奈美)である。年上だが感じはいいし ・・・>>続きを読む
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気になる嫁さん第五巻 第十八回

赤ちゃんが欲しくなっちゃった

給料日も週ぎたのに、輝正(山田吾−)ゃ文彦(石立鉄男)が生活費をくれないので、ばあやのたま(浦辺粂子)は愚痴をこぼず。しかも、会社を辞めた長女・小夜子(水野久美)は、目下ラーメン屋の竹山(橋本功)に首ったけで、家計の事など頭にない。それにしても、ラ−メン屋ふぜいを好きになるなんて ・・・>>続きを読む
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気になる嫁さん第五巻 第十九回

しょっぱい渡世

部下の雨宮(津村秀祐)と安子(津山登志子)に辞められて、大判社は文彦(石立鉄男)一人になってしまった。弟の力丸(山本紀彦)や姉の小夜子(水野久美)に電話番を頼むが断られてしまう。そこで、めぐみ(榊原るみ)が自分で良ければ文彦の手伝いをしたいと言う。それを聞いた力丸は自分も手伝うと ・・・>>続きを読む
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気になる嫁さん第五巻 第二十回

未亡人はいらないわ

輝正(山田吾−)と八重子(冨士眞奈美)の結婚式が数日後にせまったある日、めぐみ(榊原るみ)のところへ、宮崎のおじから一枚の写真がとどいた。縁談だった。父・呂之助(佐野周二)や、おば・宏子(杉葉子)は、めぐみもそろそろ考えた方がいいとしきりにすすめるが、めぐみは死んだ純を今でも愛し ・・・>>続きを読む
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