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事件記者チャボ!第四巻 第十四回

出た!助けて、おばあちゃん…

とある雨の夕方、―太は□裂け女と遭遇してびっくり仰天。口を大きなマスクで覆った髪の長いその女は、「私、きれい?」と迫ったうえ、マスクを外し、耳元まで裂けた□を見せつけるのだ。六年前、日本を騒がせたあの□裂け女なのである。これは特ダネと勢いこんだ−太だが、鬼丸は冗談だと思って相手にしない。東和日報では富士総合病院の医療ミスの実態を他社に先がけてつかみ、そのスクープにやっきになっているところなのだ。だが、一太はあきらめず単独行動で口裂け女を追跡。そしてまたある夜、少年を驚かせた□裂け女の後を追っていくと、女は、元大使館跡の廃墟に逃げこんだ。追いついた一太がよく見ると女は、口紅を塗り違えているだけで普通の顔の女。だが、一太をクロードと呼んですがりつくなどどうも様子がおかしい。そこへ精神病院の医者がやって来て女を保護。樋口小百合(柚木彰子)というその女は、日本駐在の外交官と恋愛して結婚。夫の国へ行ったが、その国が一夫多妻制だったため精神障害を起こし帰国。今はある精神病院に入院しているのだが、夜な夜な夫・クロードの影を求めて大使館跡にやって来るというのだった。早速一太はこれを囲み記事にして本社に送稿した。一方、一太の養母・トラ(千石規子)が四国から上京。トラは男子は30才までに四国の女と結婚すべしという中山家の家訓を守ろうと、一太を見合いのために連れ戻しに来たのだ。一太が見合いを渋るのは、ツルと関係があるからと思いこんだトラは、ツルに一太と別れてくれと迫った……!?
  • 日本クラウン
  • ジェネオンエンタテインメント
  • 6,300 円
  • 1984-02-11
  • 日本テレビ
  • 高井牧人
  •   水谷 豊/伊藤 蘭/渡辺篤史  藤木 悠/賀原夏子/藤岡琢也