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- 事件記者チャボ!第四巻 第十六回
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えっ、チャボがドロボー!?
ある夜、鬼丸家にへそくり泥棒が入った。フジがぬかみそ漬のかめに隠していた10万円と指輪、剛が辞書ケースに隠していた20万円、めぐみが状差しにまぎれこませていた7万円という風にものの見事に隠し場所を見破られ盗まれていた。平塚刑事らが捜査を始めたが、いの一番に疑われたのが一太だった。家庭内の事情に通じ、家族ではないよそ者の下宿人。しかもその夜、一太は宿直で記者クラブの宿直室にいた。すっと宿直室にいたということを証明してくれる人はいないのである。さらに次の日、とんでもないことが起こった。一太の部屋の先祖の写真を飾った額縁の陰から、前の日盗まれた一切合切が出てきたのだ。これには、まさかと思っていた平塚たちも表情を険しくして一太の取り調べを始めた。悪いことに一太は宿直の夜、外出していた。たれこみがあって出かけたのだが、ガセネタたったため、ガセネタに踊らされたなんてみっともないと思い伏せていたのだ。このことが平塚らの心証を悪くし、―太はウソ発見器にかけられる始末。結果は、一太が興奮したせいでグラフは大揺れ。益々疑われるはめに。このままでは一太に逮捕状が執行されるのはさけられない状勢になってきた。そうなれば、各社も記事にするだろうし、一太は東和日報をクビになる。そうした中で、一太は、最近“出所”して自分を訪ねてきた杉本(尾藤イサオ)という男のことを思い出した。一太の書いた記事が原因で逮捕されたと思いこんでいる男だった……。- 日本クラウン
- ジェネオンエンタテインメント
- 6,300 円
- 1984-02-25
- 日本テレビ
- 梅谷茂
- 水谷 豊/伊藤 蘭/渡辺篤史 藤木 悠/賀原夏子/藤岡琢也