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- 事件記者チャボ!第一巻 第二回
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火事とチャボとタレコミ屋・・・
暴力団の会長襲撃事件の犯人が割れて記者会見があった。容疑者は暴力団笠原組々員・三上栄治(宮城健太郎)と判明。警察と親分の仇を討とうとする暴力団のどちらが先に三上を発見するか、無責任な予想が立てられるほど、事件は注目を浴びた。その夜、当直で東和日報の記者クラブに泊り込んだ一太のところへ、三上の居所を知っているという男からの電話が入った。一太はすぐ鬼丸に連絡、鬼丸は一太だけでは心もとないので、松岡(渡辺篤史)をつけた。二人は密告をしてきた及川(谷啓)とその娘・直美(安孫子里香)に会った。及川は三上が唐獅子のイレズミをしているとか、組長殺しは仙台の組長の仇討ちだったとか、去年離婚した女房・節子(田島令子)とはいまも通じており偽装離婚だった…など誰もが知らないことを知っており、―太は情報は間違いないと判断。鬼丸も大スクープと大喜び。一太は及川と再び会い、三上が隠れにひそんでいるという団地に向ったが、その場所は全くデタラメ。及川は詐欺師だったのだ。東和日報だけでなく、他社も及川のガセネタに数万円払っていた。しかし、鬼丸は社会部長に報告し、輪転機をとめて大スクープを入れるつもりだったので怒ること。同僚の一之江ツル(伊藤蘭)までが一太にあきれかえるが、考えてみれば及川も全部ウソを言っているわけではないと思いついた。一太にそのことを話し、節子と子供も危害が及ぶのを心配して離婚したぐらいなら、絶対三上は節子に連絡をとると判断し、張り込みをすることにした。数日後、節子が弁当三つ持って息子の一郎と外出。部長刑事・平塚六三(藤木悠)も同じことを考えていたらしく、節子を尾行。節子はそれには気づかす一郎を連れて遊園地へ、一太は節子がホールヘ入っていくのを見つけ、ツルと一緒に中へ、思った通り、そこにやつれ果てた三上の姿があった。それを見た一太は、かけつけた刑事たちに少しの間だけでも親子三人水入らずの時を与えたいと刑事たちの前にたちはだかった…。- 日本クラウン
- ジェネオンエンタテインメント
- 6,300 円
- 1983-11-12
- 日本テレビ
- 高井牧人
- 水谷 豊/伊藤 蘭/渡辺篤史 藤木 悠/賀原夏子/藤岡琢也