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- あんちゃん第三巻 第11回
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文太よ、青春の夢をもやせ!
文太(西山浩司)が卒業式を間近かに控えて受験勉強にも身を入れず、ロックバンドの練習ばかりしている。一徹(水谷豊)がたまりかねて説教をすると、就職したいから捜してくれという。一徹は音次(三浦洋−)ら全員に声をかけ、それぞれOKの返事をもらったが、文太はどれもこれも気に入らない。さすがの一徹も怒ったが、逆に高校卒業のころ、何かしたかったものがあったかと、問い詰められてしまった。一徹は誰にも喋っていなかったが、コンサートのプロモートをしたいと夢みていた時期があった。そんな時、宇佐木町の青年協議会主催の成人を祝う会を仕切ってくれとなかば強制的に一郎らに頼まれてしまった。演し物が芸者の踊り、奇術などとあったのを全部一徹が好きな演し物に代えるという条件で引き受けた。しばらくして一徹は米夫(河西健司)から町民館を式典に使用できなくなったので、安楽寺を借りるために全部一徹に押しつけたのだと聞かされたが、どうでもよかった。昔の夢だったコンサートのプロモートを自分の手で一度やってみようと考えた。それを知った文太は、一徹に自分たちのバンドを使ってくれと頼みにきた。一徹は東京の友人にロックバンドを呼ぶ一方で、一郎らに手分けして準備するように指示した。一徹の意気込みは目を見張るものがあった。友人との交渉の結果、ロックのRKバンドが来ることになった。名も知られているし、みんな大喜び。マネージャーに20万円の出演料を払い、当日を迎えた。ところがRKバンドはなかなか到着せす、取りあえず文太のバンドが壇上に上がって演奏を始めたが……。- 日本クラウン
- ジュネオンエンターテインメント
- 6,300 円
- 1983-01-08
- 日本テレビ
- 高井牧人
- 水谷 豊・伊藤 蘭・西山浩司・藤真利子・三浦洋一・寺田農村田英雄・淡島千景