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- あんちゃん第四巻 第13回
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銀行強盗がやって来たア
山水楼の浴場に痴漢が現われた。たまたまその場に居合わせた一徹(水谷豊)が、痴漢に間違えられてしまった。そんな時、信用金庫に強盗が押し入り、50万円を盗んで逃げた。警官の圭六(市川好郎)の頼みで、自警団を編成し犯人捜しを始めた。一徹が寺に戻ってみると、本堂で徳子(伊藤蘭)が大町(蟹江敬三)に縛られていた。大町はどうも信金強盗犯人らしい。一徹や文太(西山浩司)、頼子(淡島干景)も、徳子を人質にとられては身動きができない。ところが、大町は鉄砲も持っていないし、どうも強盗犯にしては問が抜けている。文太がトイレに立ってそのまま逃げでしまい、一郎(岡本富士太)らに急を知らせた。一方、圭六らは大町を静岡で起きた強盗犯人と同一人物と思い込んでしまった。そして安楽寺を包囲して、静岡の殺人犯・西川捨三と呼び、自首せよとマイクで叫んだ。大町はこの勘退いに腹を立ててしまった。しかも、信金で盗んだ金50万円は、銀行強盗があった場合に備えてあったニセ札とわかり、ますます逆上。一方、一徹は何となくこの問の抜けた強盗に少しづつ同情心がわいてきた。一徹は大町に事情を話し、山門を出て自警団に安楽寺に逃げ込んだのは大町という男だというが、みんな信用しない。大町は誰も信用しないと、酒を飲みながら荒れる一方で、さすがの一徹も困り果ててしまった。- 日本クラウン
- ジュネオンエンターテインメント
- 6,300 円
- 1983-01-16
- 日本テレビ
- 吉野洋
- 水谷 豊・伊藤 蘭・西山浩司・藤真利子・三浦洋一・寺田農村田英雄・淡島千景