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あんちゃん第四巻 第14回

徳子を愛したネズミ小僧

徳子(伊藤蘭)が夜、痴漢に襲われた。知らせを聞いて犯人を追いかけた文太(西山浩司)は、簡単に犯人に後ろから殴られて気絶してしまった。数日後、徳子はゲームセンターで遊んでいる小学生・水上タケシ(畔上親)を見てハッとした。痴漢に出遭った現場に落ちていたスニーカーと同じ種類のスニーカーを履いていた。しかも片方が色違いだった。話を聞いた一徹(水谷豊)が、タケシに会って話をする事にした。ところがタケシは一徹にナイフを突き出し、反抗的な態度を示した。翌日、今夜は安楽寺が放火された。幸い火はすぐ消しとめられたが、そこにタケシの姿があった。タケシは放火したのは大学生で、その現場を見たという。徳子はタケシと一緒に犯人捜しを始めた。一方、一徹はタケシの養親・佳子(北沢典子)に会った。タケシは佳子の姉の子で、姉の主人が亡くなったのを機会に、子供がいない事もあって引き取ったのだと語った。タケシの言った通り、放火犯は学生風の老い男だった。だが、まだ問題は残っていた。タケシはこれまで宇佐木町で何度も盗みをやっており、それをすべて安楽寺の床の下に隠していることが判明した。一徹は一切を誰にも知らせす、その盗品を徳子と一緒にこっそり返す事にした。
  • 日本クラウン
  • ジュネオンエンターテインメント
  • 6,300 円
  • 1983-01-29
  • 日本テレビ
  • 高井牧人
  •   水谷 豊・伊藤 蘭・西山浩司・藤真利子・三浦洋一・寺田農村田英雄・淡島千景