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あんちゃん第五巻 第17回

ひとりでニューヨーク行きなんか許せんさ!

開教師としてニューヨークヘ行こうとする一徹と、阻止しようとする徳子や音次らの作戦をコミカルに描く。宇佐木町を訪れ、安楽寺などに見学にくる外人役で出演するのは、ドラマやCFでおなじみのレオ・メンゲッティーさん(39才・アメリカ人)。座間の将校クラブのマネージャーで198センチ・105キロの巨漢ながら、本人は「この身長で高見山よりIOOキロ少ない」とご自慢。ファーストシーンでレオさんと一徹は英語で話すが、水谷は見事?な英会話を披露する。一徹(水谷豊)と文太(西山浩司)が、本堂で外人と話していた。徳子(伊藤蘭)は何となく悪い予感がする。どうも一徹と文太はアメリカ・ニューヨークヘ行く相談をしているらしい。それも旅行ではなく一年とか二年と話している。深夜、徳子はこっそり一徹宛の本山からの封筒を開けてみた。何と海外の浄土真宗の別院で、布教活動をする開教師のテストの受験用紙が入っていた。試験は3日後だった。徳子はとっさに一徹を行かせてはならないと思った。そして自分の力だけではとめられないと思い、音次(三浦洋−)や夫(河西健司)らに引きとめ工作を頼んだ。音次らも一徹がニューヨ一クヘ行ってしまうと、徳子が養子をもらって、安楽寺を継がなくてはならない。そうなると、自分たちが徳子と結婚できる可能性はゼロ。こうして徳子と音次らの利害は完全に一致した。さて、試験は2日後に迫った。試験会場は京都の本山、一徹が出発するのは遅くとも明日の午後8時、宇佐木町駅発の汽車だ。こうして、一徹阻止作戦がいよいよ始まった……。で、坊主憎けりゃというわけで、一徹と一緒に歩いていた例の外人(レオ・メンゲッティ)を温泉の湯が流れる川に突き落とし、一徹までがドボン。ところが、この外人がアメリカ大使館の書記官とわかって大騒ぎになった。
  • 日本クラウン
  • ジュネオンエンターテインメント
  • 6,300 円
  • 1983-02-19
  • 日本テレビ
  • 高井牧人
  •   水谷 豊・伊藤 蘭・西山浩司・藤真利子・三浦洋一・寺田農村田英雄・淡島千景