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あんちゃん第五巻 第19回

お願い消えて、幽霊オジさん!

山水楼の東吉(桑山正一)が、一徹(水谷豊)に息子・一郎(岡本富士太)から、200万円借りてくれと頼みにきた。道楽がすぎて一郎に信用がないので、一徹からと言うのだ。200万円は、昔世話になった人の会社が不渡りを出し一家心中しそうなので、何とか救いたいと言うのだ。一徹は半信半疑だった。ところが、その束吉が急死してしまった。それで話は終ったと思われたが、その日から一徹の前に東吉の幽霊が現われるようになった。一徹もさすがに気になって一郎に相談しようとするが、そこへ東吉が10年以上も前からクリーニング屋に毎月15万円ぐらい水増し請求をさせ、その金を医に入れていたという事が明るみに出た。一郎は硬化して葬式も出さないと言い出した。ところがその後も東吉の幽霊が現われ、徳子(伊藤蘭)の前にまで出るようになった。一徹は束吉に生前聞いた家へ行ってみることにした。ところが、東吉の話は本当だった。恩人の娘の手術代に200万円がいるという事たった。一郎もその話には感激し、盛大な葬式をという事になった。だが話は二転三転、恩人の娘の祖母にあたる細井恒子(滝奈保栄)が一徹に会いに来た。恒子は一徹に、実はその娘は東吉の娘だったと言うのだ。一徹は徳子と相談の上、その事は秘密にしておく事にした。
  • 日本クラウン
  • ジュネオンエンターテインメント
  • 6,300 円
  • 1983-03-03
  • 日本テレビ
  • 高井牧人
  •   水谷 豊・伊藤 蘭・西山浩司・藤真利子・三浦洋一・寺田農村田英雄・淡島千景