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- 気になる嫁さん第一巻 第二回
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涙の結納
末っ子の純(関口守)が、ガールフレンドのめぐみ(榊原るみ)と結婚したいと言いだした直後に、純のアメリカ留学が決ったので、清水家は大さわぎ。周囲の反対もどうやら説得、純がアメリカにいる二年間、めぐみは純の嫁として清水家で暮らすことになった。純と“緒にアメリカヘ行けないのなら、せめて純の家で暮らしたい、そんなめぐみをおばの宏子(杉葉子)は、女が嫁に行くのは兵士が戦場へ行くようなものとはげますのだった。兄・文彦(石立鉄男)に借りた金で必要な準備は終ったが出発前に結婚式のまねごとぐらいはしておこうと、純とめぐみは考えた。さっそく、長男・輝正(山田吾“)、長女・小夜子(水野久美)が中心となって家族会議。そんな時、父・呂之助(佐野周二)はいつものけもの扱いである。とにかく結納をかわし仮祝言をすることになり、結納金は十万、お返しも十万ということで宏子との間にも話がついた。“方、すっかりのけものにされ頭にきた呂之助は、輝正たちが留守の時、宏子が支度金三十万とお返しの十万を持ってきたのに、みんなにかくしていた。そんな時、呂之助はなじみの飲み屋“ちどり“の夏代(福田公子)が、借金の返済に困っているのを知り、ボンと二十万出してやる。ところが、その現場を文彦に見られてしまったことから、ひと騒動おこりそうになる。実は、呂之助は死んだ妻の形見の指輪を処分して、純のために何かしてやりたいと思ったのだが………。いよいよ、仮祝言の日がやってきた。- 日本クラウン
- ジュネオンエンターテインメント
- 6,720 円
- 1971-10-13
- 日本テレビ
- 千野皓司
- 榊原るみ・石立鉄男・佐野周二・山田吾一・水野久美・山本紀彦・関口守・浦辺粂子・杉葉子・富士眞奈美ほか