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気になる嫁さん第二巻 第七回

余計なことってすばらしい

ある日、めぐみが一人で留守番をしていると、呂之助の妹トリ子おばさんがやってきて、清水家の人間はみな冷たいと嘆いたあげく、十万円を貸して欲しいと言うので、お人よしのめぐみは虎の子の貯金をはたいて貸してやった。ところが、文彦に言わせると、トリ子こそ借金魔の欠陥人間。一言の相談もなしに、てそんな余計な事をしたのかと、めぐみは叱られた。呂之肋とぱあやのたま(浦辺粂子)は慰めてくれたか、おさまらないのはケチで有名な又彦である。早速、先輩の女流経営コンサルタント・谷岡ミヨ子を連れてきて、清水家にはどれだけの無駄があるのか調べてもらう事にした。ミヨ子は洋服もはんぱ布を縫い合わせたのを着ているほどの徹底したケチ。電気代、風呂代、食事代を節約しての、ケチケチ運動か始まる。しかし、そんなミヨ子にも、どこか淋しい影かあった。ひよっとしたら、文彦か好きなのではないか。夫婦そろってケチなら絶対に離婚問題などは起らない、というのか文彦の持論だ。ムードのある場所でミヨ子と文彦をデートさせてやろう、めぐみは密かに作戦をめぐらすが…・・。
  • 日本クラウン
  • ジュネオンエンターテインメント
  • 6,720 円
  • 1971-11-17
  • 日本テレビ
  • 手銭弘喜
  •   榊原るみ・石立鉄男・佐野周二・山田吾一・水野久美・山本紀彦・関口守・浦辺粂子・杉葉子・富士眞奈美ほか