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- 事件記者チャボ!第二巻 第六回
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チャボVS怪盗下りぐも…
“怪盗下りぐも”が白金のマンションに現われ、現金70万円を盗んで逃走。これが36件目の犯行で、警視庁の平塚警部は、職を賭けて犯人逮捕を急ぐと発表。平塚が職を賭けるといった時は逮捕間近かというのが記者クラブでの評価なのだが、今度ばかりは難しそうに見えた。―太は警察の発表を待っていたのでは逮捕の現場を写真にとるとか、特ダネは無理と言って外へ飛び出して行った。そして財布を拾い、持ち主・三木安子の家に返しに行った。安子の夫は大学の助教授とかで優雅な暮しをしていた。ところが、一太が三木夫婦と話し込んでいると、何と平塚がやってきた。三木こぞ怪盗下りぐも’’だったのだ。三木はマンションの五階からロープを下し逃げようとしたが、一太が逃がすまいとロープをつたって追おうとして危うく転落しそうになった。これがケガの功名で、心優しい三木は逃げるのをやめて一太を助け、部屋に入ってきた平塚に逮捕されてしまった。ところが、鬼丸はカンカン。犯人逮捕の現場写真を撮ると、大きな□をたたいた一太が、その現場にいながら犯人に助けられ、写真一枚も撮っていなかったのだ。一方、安子は助教授だとぱかり思っていた三木が盗っ人と知ってショックで離婚を決意。結局、―太が離婚届を持って三木に面会に行く羽目になった。ところが、三木は35件の犯行を認めたが、そのうちの一件、下着と五万円を盗んだ件は自分の犯行ではないと言い張った。警察は証拠もあると認めず、三木は渋々認めたが、一太に盗みの美学に反することはしていないと告白。この一件の犯罪が無実であっても罪の量刑には関係なかったが、一太は三木の言葉を信じ、下着ドロの件の無実を証明しようと調べ始めた。- 日本クラウン
- ジェネオンエンタテインメント
- 6,300 円
- 1983-12-10
- 日本テレビ
- 梅谷茂
- 水谷 豊/伊藤 蘭/渡辺篤史 藤木 悠/賀原夏子/藤岡琢也