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樅の木は残った前編 
万治3年、仙台62万藩主・伊達綱宗は派手な吉原遊びがきっかけとなり、老中酒井雅楽頭から”逼塞”の処分を受ける。ほどなく上意の名の元に斬殺された畑与右衛門の子、宇乃らを匿った原田甲斐(里見浩太朗)は、伊達一門の兵部に不審の目を向け始めた。その後、甲斐は伊達安芸から、酒井と兵部が結託し62万石乗っ取りの謀略を企てているらしいと聞き、茂庭周防と3人でお家の為を誓いあう。その頃、綱宗の家督をわずか2歳の亀千代が相続。その後見についたのは、嫡子と酒井家の間で縁談が決まったばかりの兵部であった。甲斐は兵部の派閥に入り込み、逆に一味の陰謀潰しの機をうかがう。本心を悟られまいと、知己の友や恋人のおくみ(秋吉久美子)にまで心を閉ざした甲斐の孤独を知るのは母・慶月院(山田五十鈴)だけであった。そんな中、亀千代の毒殺未遂が起こり、元原田家の小姓が身替わりとなって死亡。友人達も兵部のてにかかり抹殺されていった。甲斐は、兵部の悪事の証拠となり得る証文の写しを手に入れ、安芸と共にその密約を一気に打ち砕こうと考える。将軍お側衆・久世大和守は、評定の場に実物の証文を持参するよう命じた。しかし酒井側は、評定に参加する甲斐ら5人の暗殺を狙う。そこで甲斐のとった行動とは・・・!?

バップから販売されていますバップからDVD ・ VHSが発売されています。
  • バップ
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  • 6,300 円
  • 1990-01-02
  • 日本テレビ
  • 山下耕作
  •   里見浩太朗・秋吉久美子・西郷輝彦・喜多嶋舞・堤大二郎・長門裕之・佐藤慶・若林豪・若山富三郎・中村嘉葎雄・高橋幸治・山田五十鈴