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気になる嫁さん第三巻 第九回

なんという兄弟愛

町で若い男に付け狙われためぐみは、夏代(福田公子)のおでん屋にかけ込み、夏代の息子の貞治(小沢直平)に家まで送ってもらったが、痴漢と勘違いした文彦(石立鉄男)・力丸(山本紀彦)が貞治を痛めつけ大騒ぎ。そんなある日、小さなサラリーマン金融の会社を経営している文彦のところへ、田辺(酒井修)と称する学生が訪ねてきて、文彦の会社に出資したいと言い出した。聞けば、田辺は相当の資産家の一人息子である。チャンスとばかり文彦は、田辺を家に招待しもてなした。ところが、真夜中に起き出して、めぐみの寝室を窺ったり、田辺の様子がおかしいので問い詰めれば、なんとめぐみと結婚したいのだと言う。田辺がめぐみを付け回していた男だと気が付いた時は後の祭。めぐみと結婚出来なければ、生きている甲斐が無いから、清水家の前で焼身自殺してやるというすさまじい剣幕に驚いた輝正(山田吾−)、文彦らは、めぐみの夫は純、目下アメリカ留学中だと説明したが、田辺は平然として、自分の愛の方が強いといきまく。どうやら本気らしい。
  • 日本クラウン
  • ジュネオンエンターテインメント
  • 6,720 円
  • 1971-12-01
  • 日本テレビ
  • 千野皓司
  •   榊原るみ・石立鉄男・佐野周二・山田吾一・水野久美・山本紀彦・関口守・浦辺粂子・杉葉子・富士眞奈美ほか