作品ワード検索
作品データベース
- 気になる嫁さん第三巻 第十一回
-
誓いの言葉を
アメリカにいる純が死んだという、突然の知らせにショックを受けためぐみ(榊原るみ)は、風邪の熱も手伝って、うなされどおしの数日間を過した。夢ではなかった。純はもういないのだ。考えるだけで涙があふれる。めぐみは、純の嫁として清水家に来て、すっかり家族の一員のつもりでいたが、父・呂之助(佐野周二)はこの際、婚約を解消した方がいいという意見。それに、小夜子(水野久美)も出て行けといわんばかりの冷たい態度なので、めぐみは仕方なくおばの宏子(杉葉子)の家へ帰る事にした。むろん小夜子の意地悪は、はやく純の事など忘れ新しい人生をスタートする方が、めぐみのためと考えての事だったのだが………。そんなある日、九州・宮崎にいるおじの高畑勘助(加藤武)が上京、めぐみに宮崎へ来ないかとすすめた。気分―新には絶好の機会だ。めぐみは宮崎へ行ってみようと思った。ところが今度は、ばあやのたま(浦辺粂子)が病気で倒れて入院してしまったのである。めぐみは考えた末、宮崎行きを取り止め清水家において欲しいとあらためて申し出る。これにはさすがの小夜子も負けた。小夜子は輝正(山田吾−)と相談、めぐみと純の結婚式を挙げてやろうと考えた。- 日本クラウン
- ジュネオンエンターテインメント
- 6,720 円
- 1971-12-15
- 日本テレビ
- 千野皓司
- 榊原るみ・石立鉄男・佐野周二・山田吾一・水野久美・山本紀彦・関口守・浦辺粂子・杉葉子・富士眞奈美ほか