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- 気になる嫁さん第四巻 第十四回
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こんなはずでは
早く嫁に行ってしまえ、ストーブの火を弱くしろ、ガス代がもったいないなどと、新年早々から喧々諤々、兄弟げんかをしたあげく、小夜子は会社へ出かけた。そんなところへ、二宮金太郎(田崎潤}と名乗る、静岡の県会議員だという老人がやって来た。どうやら小夜子の縁談らしい。二宮老人のいとこ・はつ(三崎千恵子)か上京した時、小夜子にとでも親切にしでもらった、ついでは、はつの息子の嫁にぜひもらいたいと言うのである。意地悪な小夜子が人に親切をするなんで、たま(浦辺粂子)は信じられない。小夜子がいないのをいい事に、輝正(山田吾一)文彦(石立鉄男)、力丸(山本紀彦)らも、何かの間違いではないかと噂しあう。一方、父・呂之助(佐野周二)からその話を聞いた小夜子、親切にした覚えは無いけど、これも親孝行と見合いをする気になったからおかしなもの。それから十日ほどたったある日、二宮金太郎とはつが待ちきれずに清水家を訪れた。ところがはつは、めぐみを見るなり¨小夜子さん、しばらくと親しげに声をかけたのだ。間違いに気付いた時には後の祭。あらためで、めぐみを嫁にほしいと、はつは言うかそれでは、小夜子があまりにも可哀相だ…・。- 日本クラウン
- ジュネオンエンターテインメント
- 6,720 円
- 1972-01-05
- 日本テレビ
- 平山晃生
- 榊原るみ・石立鉄男・佐野周二・山田吾一・水野久美・山本紀彦・関口守・浦辺粂子・杉葉子・富士眞奈美ほか