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- 気になる嫁さん第四巻 第十六回
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思う心は一つ
近頃､小夜子の帰りが遅い｡どうやら､先日知り合った竹山の屋台を手伝っているらしいのだ｡家でも台所仕事などをまめにやるようになった。変れば変るものである｡長い問､家のために働いてきたのだから､そろそろ小夜子の好きにさせてやりたいと､父･呂之助は考えていた。そんなある日､輝正(山田吾−)の取引先の飯島という男が､かつて呂之助の世話になった縁で､新しく始める事業を手伝ってもらいたいと頼みに来た｡社長として名前を貸してくれるだけでいいと言う｡輝正は､飯島はあまり信用できないからと反対するか､呂之助は大張り切りである｡一方､輝正の縁談は見合い相手の美紀(清水まゆみ)か､輝正とめぐみ(榊原るみ)の仲を誤解したため途切れたままになっていたが､めぐみの努力でその誤解もとけ､再びうまくいきそうな気配。新年早々、いい事ばかりでめぐみも嬉しい｡ところが､輝正の心配どおり､呂之助はだまされていたのだ。どうやって慰めたらいいのか､輝正､文彦(石立鉄男)らは思案にくれる‥‥‥‥‥- 日本クラウン
- ジュネオンエンターテインメント
- 6,720 円
- 1972-01-19
- 日本テレビ
- 千野皓司
- 榊原るみ・石立鉄男・佐野周二・山田吾一・水野久美・山本紀彦・関口守・浦辺粂子・杉葉子・富士眞奈美ほか