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気になる嫁さん第五巻 第十七回

果報は寝ていた

呂之助(佐野周二)がペテンにかかってブル卜ーザーを買い込んでしまい(前回)、その借金のために清水家の経済は大ピンチ。そこへ、卜リ子おばさん(園佳也子)が文彦(石立鉄男)の縁談を持って来た。相手はなんとブルドーザー会社の専務の娘・東山八重子(冨士眞奈美)である。年上だが感じはいいし、うまくいけば借金を払わずにすむかもしれないのだ。しかし、文彦は見合いなどずる気は全く無く、長男の輝正(山田吾ー)に押し付けようとずるが、輝正は美紀(清水まゆみ)との縁談が進行中。そこで、力丸(山本紀彦)をだまして八重子と見合いさせる作戦をたてた。ところが当日、とんだ行き違いからあわてものの輝正が美紀とのデー卜の場所を間違え、見合い場所のホテルに現われたから大変。八重子は輝正をずっかり気に入ってしまう。おまけに美紀は、突然フランスヘ行く事になったので、輝正との話はなかった事にして欲しいと言う。輝正にとっては二重のショックだ。ー方、文彦は運よく難をのがれたものの、社員の雨宮(津村秀祐)と安子(津山登志子)に造反され、きりきり舞い。清水家の危機はさらに深刻となり、輝正は長男としての責任上、しぶしぶ八重子との結婚を決意した。そんなある夜、小夜子(水野久美)の姿が見えない。めぐみ(榊原るみ)と力丸は、小夜子が熱をあげている竹山(橋本功)のアパー卜ヘ探しに行った。すると、隣の部屋から呂之助をペテンにかけた飯島(近藤宏)が現われたのである。おかげて借金問題は解決したが、輝正が何というか………。
  • 日本クラウン
  • ジュネオンエンターテインメント
  • 6,720 円
  • 1972-01-26
  • 日本テレビ
  • 平山晃生
  •   榊原るみ・石立鉄男・佐野周二・山田吾一・水野久美・山本紀彦・関口守・浦辺粂子・杉葉子・富士眞奈美ほか